7. 参照電極 †
参照電極はサイクリックボルタンメトリーおよび高速液体クロマトグラフィー用の電極として使用されます。参照電極はREシリーズ化されており水系、非水溶媒系、キャロメル、自作タイプなどの幅広い電極を取り揃えています。
用途 †
| カタログNo. | 品名及び明細 | 用途 |
| 012167 | RE-1B 参照電極 | CVに用いる銀塩化銀型参照電極 |
| 012168 | RE-1S 参照電極 | SECMに用いる銀塩化銀型参照電極 |
| 002058 | RE-1C 参照電極 | 飽和KCl銀塩化銀参照電極 |
| 012169 | RE-3V 参照電極 | フローセルに用いる銀塩化銀型参照電極 |
| 002057 | RE-2C 水銀/硫酸水銀参照電極 | 塩素成分を嫌うような分析に利用 |
| 002056 | RE-2B キャロメル型参照電極 | 参照電極の基準電極として利用 |
| 011503 | RE-6H 参照電極キット | アルカリ溶液中で使用するキャロメル型 参照電極作製用キット |
| 012171 | RE-7 参照電極 | CVの非水溶媒系に用いるAg/Ag+型参照電極 |
| 012172 | RE-7S 参照電極 | SECMに用いるAg/Ag+型参照電極 |
| 012173 | RE-7V 参照電極 | フローセル、光電気化学フローセルに用いる非水溶媒系の参照電極 |
002025 RE-5 非水溶媒系参照電極(Ag/Ag+)
010542 RE-5S 非水溶媒系参照電極(Ag/Ag+)
002051 RE-6 参照電極キット(2本)
011332 RE-5V 参照電極 は2007年10月に製造中止となりました。
後継品は
012171 RE-7 非水溶媒系参照電極(Ag/Ag+)
012172 RE-7S 非水溶媒系参照電極(Ag/Ag+)
012173 RE-7V 非水溶媒系参照電極ねじ込み式 です。
(カタログ番号太字のもの)
011503 RE-6H 参照電極キットは002071から薬品を除いたものです。

各種参照電極の参考電位(V vs.NHE) †
NHE (Normal Hydrogen Electrode) --------------------------------0mV
SCE (Saturated Calomel Electrode) ----------------------------241mV
SSCE (Sodium Saturated Calomel Electrode) -------------------236mV
Ag/AgCl (Saturated KCl)---------------------------------------199mV
Hg/Hg2SO4(0.5M H2SO4) -------------------------------------615mV
藤嶋昭,相澤益男,井上徹,電気化学測定法(1984)技報堂出版.
002057 RE-2C 水銀/ 硫酸水銀参照電極 †
塩素イオンの影響を与えないための参照電極として開
発されました。
RE-2C は水銀、硫酸水銀、飽和K2SO4 溶
液から構成されています。

E0=615mV vs NHE (25℃)
形状はRE-2Cと同一です。

| 002056RE-2Bキャロメル型参照電極 | 002058RE-1C銀塩化銀参照電極(飽和KCl) |
| Hg2Cl2+2e=2Hg+2Cl- | AgCl+e=Ag++Cl- |
| E0=241mV vs NHE(25℃) | E0=199mV vs NHE(25℃) |
011503 (RE-6H)アルカリ酸化水銀参照電極 †
002071 アルカリ酸化水銀参照電極は2005年4月に製造中止となりました。
011503 RE-6H 参照電極キットは002071から薬品を除いたものです。
キャロメル電極のHg/Hg2Cl2/KCl の代りに、Hg/HgO/1M NaOH を用いた参照電極です。
これは強アルカリ性電解液中で用いられます。
E0=98mV vs NHE(25℃)

本製品は輸送上の問題から、ユーザー様ご自身にて酸化水銀を電極本体に充填して頂く仕様です。
強アルカリ耐性材料の電気化学計測を行うために開発された製品です。材質はアルカリ耐性に優れたポリアセタール樹脂を使用しています。上端部はキャップ式に なっています。Aの部分には酸化水銀が重層され、その上にNaOH溶液を浸しています。Ptワイヤーが水銀とコンタクトしています。Bの部分の先端にはセラミックが埋め込まれており、サンプルとの液絡部分となります。
支持電解質
サンプルを有機溶媒にて溶解する場合、支持電解質を添加しなければなりません。支持電解質を選択する上で、下記の事項を考慮する必要があります。
1. 有機溶媒に対して溶解度が大きいこと
2. 電位窓が広いこと
3. 有機溶媒との反応がないこと
代表的な支持電解質は
TMAP: Tetramethyl ammonium perchlorate
TBAF: Tetrabutyl ammonium fluorophosphate 等が用いられています。
