お知らせ

「ビー・エー・エス電気化学セミナー2016 第1回」は大盛況のうちに終了しました

2016年6月16日(木)、曳舟文化センター レクリエーションホールにて、当社主催の「ビー・エー・エス電気化学セミナー2016 第1回」を開催しました。当日は、遠方のお客様にも多数ご参加いただき、大盛況のうちに終了することができました。
誠にありがとうございました。


セミナーの様子 <レクチャー 第1部>

BASセミナー2016 第1回

「電気化学の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 先生 「電気化学の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 先生

「電気化学測定用電極の基礎-原理・役割を中心に」 ビー・エー・エス株式会社 R&Dラボ 手塚 敬之 「電気化学測定用電極の基礎-原理・役割を中心に」 ビー・エー・エス株式会社 R&Dラボ 手塚 敬之

「回転電極法の基礎と応用例」 ビー・エー・エス株式会社 R&Dラボ 小野 絢貴 「回転電極法の基礎と応用例」 ビー・エー・エス株式会社 R&Dラボ 小野 絢貴

セミナーの様子 <レクチャー 第2部>
「分光電気化学測定の基礎」 ビー・エー・エス株式会社 博士(工学) 蒋 桂華 「分光電気化学測定の基礎」 ビー・エー・エス株式会社 博士(工学) 蒋 桂華

「電気化学計測法の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 先生 「電気化学計測法の基礎」 元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行 先生

<デモンストレーション>
BASセミナー デモンストレーション

BASセミナー デモンストレーション:CV測定 BASセミナー デモンストレーション:CV測定

BASセミナー デモンストレーション:対流ボルタンメトリー測定(RRDE-3A) BASセミナー デモンストレーション:対流ボルタンメトリー測定(RRDE-3A)

BASセミナー デモンストレーション:金属腐食における電気化学測定 BASセミナー デモンストレーション:金属腐食における電気化学測定

BASセミナー デモンストレーション:分光電気化学測定、酸素モニター BASセミナー デモンストレーション:分光電気化学測定、酸素モニター

BASセミナー 展示:展示コーナー BASセミナー 展示:展示コーナー

BASセミナー 個別相談:渡辺訓行先生による個別相談コーナー BASセミナー 個別相談:個別相談コーナー

セミナーの様子 <レクチャー 第3部>
「新規なカーボン電極を用いた電気化学測定、センシング」 埼玉工業大学 先端科学研究所 丹羽 修先生 「新規なカーボン電極を用いた電気化学測定、センシング」 埼玉工業大学 先端科学研究所 丹羽 修先生

今後も、お客様のご希望に添えるようなセミナーを開催してまいります。
またのご来場を、社員一同心よりお待ちいたしております。


ビー・エー・エス電気化学セミナーのお知らせ

ビー・エー・エスセミナー2016 第1回

電気化学の基礎

 日頃より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

 さて、来る6月16日(木)、電気化学測定を必要とされている研究者の方々を対象にした電気化学セミナーを開催致します。
電気化学の基礎的な理論と測定方法を中心にしたレクチャーと、実際の計測装置を使ったデモンストレーションによる電気化学セミナーです。
前回も好評で、このような感想を頂いております。

説明が丁寧で理解しやすかった。
改めて基礎的な内容を学習できた。
簡単で分かりやすかった。
自分が行っている測定の正しいやり方を教えていただけてよかった。
実際のサイズ感を知ることができてよかった。
機器が実際に動いているところを見られてよかった。
詳しく説明を聞けて理解できた。
質問時間が十分にあってよかった。
製品に関する細かな質問を直接伺うことが出来てよかった。
とても丁寧に教えていただきまして、感謝しております。
基本的な質問にも答えて頂き、ありがとうございました。
相談コーナーは大変役立ちそうなお話を伺えた。
詳しく説明を聞けて理解できた。
測定原理を知ることができてよかった。
非常に勉強になりました。

電気化学をこれから始められる方、測定等でお困りの方、電気化学の理解をより深めたい方はこの機会に是非ご参加ください。


■ 日時: 2016年6月16日(木) 10:10〜17:00
■ 場所: 曳舟文化センター レクリエーションホール
     東京都墨田区京島1-38-11
     曳舟文化センター地図(グーグルマップ)

■ 定員: 30〜40名

■ 主な参加対象者: バイオセンサーの開発や電池関連等の触媒評価、有機電気化学、錯体化学などで電気化学計測を必要とされる方々(応用編の講演もありますが基礎を中心とした内容のセミナーです)

■ 参加費用: 6,000円(税込)
お申し込み後、弊社からお送りする郵便振替用紙にてお支払い下さい(振替用紙到着後、1週間以内にお願い致します)。
また、一旦お振込み頂きました参加費につきましては返金できませんのであらかじめご承知おきください。

■ 参加申し込み: 5月9日(月)〜6月9日(木)
*会場の都合上、定員になり次第締め切らせて頂きます。

■ 参加申し込み方法:
受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。

■ プログラム

[10:10〜12:10] レクチャー 第1部

[10:10~11:00] 「電気化学の基礎」

元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行
(ビー・エー・エス(株) 顧問)

◇渡辺先生からの紹介コメント◇

レドックス電位と HOMO / LUMO の関係、レドックス電位に影響を与える因子、電子移動速度と溶液抵抗が CVに与える影響の区別、有機溶媒系における CV 測定の注意点などについて実例を交えて話す。



[11:00~11:40] 「電気化学測定用電極の基礎-原理・役割を中心に」

ビー・エー・エス(株) R&Dラボ 手塚 敬之

◇概要◇

『電気化学は、金属のような電子を流す性質を持つ物質と電解液などのイオンが内部を移動する性質を持つ物質とが界面を形成するとき、その界面上で行われる酸化還元反応を主に取り扱う学問ですが、このときの電子を伝導する物質やその界面を一般に「電極」と呼んでいます。
今回のご説明では電極界面で行われる現象とそれに対する考え方の基礎、主要な3種類の電極(作用電極、参照電極、対極)の役割について概説します。』



[11:40~12:10] 「回転電極法の基礎と応用例」

ビー・エー・エス(株) R&Dラボ 小野 絢貴

◇概要◇

『回転電極法では対流によって物質輸送過程を容易に、かつ再現性よく制御できるため、固体高分子形燃料電池用触媒の活性評価や、反応中間体の検出などに利用されています。
今回は回転電極法の基本的な測定原理と応用例として白金担持カーボン触媒の評価を紹介します。』


[12:10〜13:00] お昼休み
[13:00〜14:20] レクチャー 第2部

[13:00~13:30] 「分光電気化学測定の基礎」

ビー・エー・エス(株) 博士(工学) 蒋 桂華

◇概要◇

『分光電気化学(Spectroelectrochemistry)測定は電気化学測定に分光学的測定を同時に組み合わせた測定の総称です。
電気化学測定装置と分光器を併用した透過法の原理を初め、分光電気化学測定システムの基本構成、必要なセルと電極について説明します。
また、分光電気化学の応用分野及び実際の実験例を紹介します。最後に測定目的に応じた分光器の選択方法についてもお話します。』



[13:30〜14:20] 「電気化学計測法の基礎」

元東京大学工学部 助教授 渡辺 訓行
(ビー・エー・エス(株) 顧問)

◇渡辺先生からの紹介コメント◇

パルス法の意義と、CA(クロノアンペロメトリー)、DPV(微分パルスボルタンメトリー)、矩形波ボルタンメトリー(SWV) の特徴と相違点、電気化学インピーダンス法 (EIS) とその使われ方などについて話す。


[14:20〜14:30] 休憩
[14:30〜15:50] デモンストレーション & 個別相談

 1. CV測定 (15分)
  
→サイクリックボルタンメトリー(CV)の原理や、使用する器具、測定の手順をご紹介した後、実際にポテンショスタットや三電極系セルなどを用いてCV測定を行います。

 
2. 対流ボルタンメトリー測定(RRDE-3A)(15分)
  
→バイポテンショスタット ”ALS760E” と 回転電極装置 ”RRDE-3A" を用いて、基本的な操作方法および解析方法をご紹介いたします。

 
3. 金属腐食における電気化学測定(15分) 
  
→GAMRY社のポテンショスタットを用いて、分極曲線(TAFELプロット)など腐食評価の基本的な測定をご紹介します。

 
4. 分光電気化学測定酸素モニター(15分)
  
→分光電気化学測定に必要である、分光器・ポテンショスタット・光電気化学セルの組み合わせ方法、基本的な測定方法をご覧いただけます。また、気相・液相中や非接触で測定が可能な酸素センサーも手に取ってご覧頂けます。 

  ※ 1~4は順番に廻ってご覧頂きます。

 
● 展示コーナー(電極) 
  
→電極など各種消耗品を実際に展示しています。1~4のデモ中も常時展示していますので、ご自由にご覧いただけます。

 
渡辺訓行先生などによる個別相談コーナー(事前予約の方から順にお受けいたします)

[15:50〜16:00] 休憩
[16:00〜16:50] レクチャー 第3部

「新規なカーボン電極を用いた電気化学測定、センシング」

埼玉工業大学 先端科学研究所 丹羽 修先生

◇丹羽先生からの紹介コメント◇

近年、ホウ素ドープダイヤモンドや、カーボンナノチューブ、グラフェンなどを電気化学計測やセンシングに応用する研究が盛んである。本講演では、これらの新規なカーボン電極の最近の話題を紹介すると共に、講演者らが、研究を進めているナノカーボン膜や金属ナノ粒子を埋め込んだカーボン膜についての研究について報告する。


※都合により各講演のタイトルや時間などが変更になる場合がございます


● 参加申し込み方法:
受付は終了いたしました。
たくさんのお申込みを頂きありがとうございました。

<<前回のBAS電気化学セミナーの様子はこちらから>>
? to top