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NEOFOX 光学式酸素センサー
酸素を消費せず、気相・液相にてリアルタイムで安定した酸素濃度測定が可能な光学センサーシステム
光ファイバー式酸素濃度測定システムは、酸素分子とルテニウム有機錯体の間で起こる蛍光消失特性を基にした、光学センサーシステムです。気相および液相で安定した酸素濃度測定が可能です。センサープローブは溶存・ガス酸素分圧を測定でき、使用目的により、様々な形状のセンサーよりお選びいただけます、センサーの表面には蛍光ルテニウム錯体が塗布してあります。 センサー表面のキズや腐食が起こった場合には、再コーティングサービスを行なっております。
光学式酸素センサーの特長

市販の電極式酸素センサーと比較し、下記の特長があります。
- 気体中の酸素ガスと液体中の溶存酸素の両方の測定が可能
- pH、塩、イオン強度などの環境変化の影響を受けません
- 測定の際、酸素の消費をしません
- 湿度、二酸化炭素、メタンなど共存物質の影響を受けません
NEOFOX-SPORT
機器本体の概要
概要:
機器本体には、ルテニウム有機錯体の励起用の青色LED及び蛍光強度モニタリングセンサーが内蔵されています。酸素濃度 は、ルテニウムの蛍光消失特性時間を解析してリアルタイムに算出されます。測定の前には、既知の酸素濃度ガスを用いて キャリブレーションを行い、そのデータを機器に保管いたします。
仕様
仕様 測定対象 溶存酸素 酸素ガス ダイナミックレンジ 0-40 ppm 0-100% 分解能 4-20 ppb 0.01-0.05% 膕上墾 5% of reading 応答時間(コート付き) 45秒 60秒 応答時間(コート無し) 45秒 1秒 大きさ(W×D×H) 108×63.5×38.1 mm 重さ 642 g
アプリケーション例
従来の酸素測定システムと比較し、センサー部分の形状が多様なため、様々なアプリケーションにご使用いただけます。セプタム等への挿入も、専用のカイド針をご用意しておりますので、簡単に行なえます。
- 排水処置施設のバクテリアの酸素消費量のモニタリング
- 漁場の酸素消費量のモニタリング
- 食品のパッケージ内の酸素濃度測定
- 海水のpH変化に対する藻類の酸素消費量の影響
- ミトコンドリアの呼吸



