ITO光透過性電極
ITO(Indium-Tin Oxide)電極は、ガラス基板上にITOを蒸着した、光電気化学計測に使用される汎用的な電極です。
ホウケイ酸ガラス基板のものと、石英ガラス基板のITO電極があります。
※4インチ基板のITO電極とくし形電極以外は、片側全面にITOが蒸着されています。
- ホウケイ酸ガラス基板 ITO電極
- 石英ガラス基板 ITO電極
ホウケイ酸ガラス基板 ITO電極
ITOの膜厚は100±10 nm、抵抗値は15±1.5 Ω/sqです。
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商品コード 品名および明細 枚数 013432 ITO11 電極 8×27×1.1 mm 10枚 013435 ITO05 電極 8×27×0.5 mm 10枚 013433 ITO11 電極 10×10×1.1 mm 10枚 013436 ITO05 電極 10×10×0.5 mm 10枚 013434 ITO11 電極 10×20×1.1 mm 10枚 013437 ITO05 電極 10×20×0.5 mm 10枚
ITOの光学特性
石英ガラスを基準として、ITO電極の光透過率を比較しました。
ITO電極は紫外領域では光透過率が減衰し、波長280 nm以下では10%程度となります。400 nm以上の可視領域では、光透過率は80%以上を維持します。
石英ガラス基板 ITO電極
ITOの膜厚は100±20 nm、抵抗値は20 Ω/sq程度です。
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商品コード 品名および明細 枚数 011827 ITO透明電極 4インチ基板, 厚さ0.5 mm
(直径101.6 mmの円盤状)1枚 012658 SEC-2F 光電気化学用ITO電極 (8×27 mm) 4枚 012128 くし形電極 ITO 1枚 ※012658 SEC-2F 光電気化学用ITO電極のみ、基板厚さが1 mm。その他は0.5 mm
ITOの光学特性
石英ガラスを基準として、ITO電極、Ptグリッド電極、Auグリッド電極、Cグリッド電極の光透過率を比較しました。
ITO電極は紫外領域では光が透過しにくく、波長250 nmの時は10%程度しか透過しません。350 nm以上になると透過率は90%以上になります。
ITOのCVデータ
ITO電極のサイクリックボルタモグラム
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