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サポートと保守/簡単な質問|電気化学のBAS Inc.

電気化学のビーエーエス ビー・エー・エス株式会社

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商品に関するQ&A

Table of Contents

電気化学関連

参照電極に関する質問

Q.現在RE-1Bを使用しております。内部の液を補充するにはどうしたら良いのですか?

A.内部液が乾燥したものは再生できませんので、新たにご購入ください。


Q.新品なのだが、内部の液が少し減っているようですが?

A.製造上どうしても電極内部に気泡が入ります。


Q. RE-5 非水溶媒系参照電極の寿命について教えてください。

A.使用頻度、電解溶液により異なります。RE-5の内部液はアセトニトリル、支持電解質はTBAPを用いております。サンプルホルダーを使用して塩橋にしますと、参照電極内部へのサンプル溶媒の混入、あるいは内部液の流出を防げるため、電極の寿命は延びます。しかし、溶媒によっては、溶液抵抗が高くなりますので注意が必要です。


Q.実験後、電極先端のバイコールガラスが変色してしまいました。このまま使用できますか?

A.バイコール部分の色ですが、変色しても測定には影響の無い場合が多いようです。バイコールは構造上、色が沈着するのは仕方がありません。目詰まりを起こさなければ、問題ないと思います。使用できないものは、半波電位が大きくなったり、これまで得られたボルタモグラムと比較し、ピーク電位のズレが生じます。


Q.RE-5 非水溶媒系参照電極は塩化メチレン溶媒で使用可能でしょうか?

A.RE-5の内部液はアセトニトリルとTBAPが入っております。塩化メチレンでご使用であれば、RE-6 参照電極キットをご購入頂き、使用する電解液を内部に入れてご使用なさるのが良いかと思います。「非水溶液の電気化学」,「Electrochemistry in Nonaqueous Solutions」伊豆津公佑著が参考になるかと思います。

参照電極用銀塩化銀インクに関する質問

Q.銀塩化銀インクを購入しました。早速使用しているのですが、電位が安定しません。塗って乾燥させるだけで使用できるのではありませんか?

A.Ag/AgClは支持電解質中に塩化物イオン(Cl-)があってはじめて安定する電極です。塩化物イオンが十分にないと、AgClが溶液中に溶け出して不安定になります。お客様の測定するサンプル溶液の中に、3M以上の塩化物イオンは入っていましたでしょうか?溶液中に十分な塩化物イオンがあることにより安定しますので、3MとなるようにNaClやKClなどをサンプルに添加してください。直接サンプル中にNaClやKClを添加するのが困難な場合は、サンプルホルダーをご利用ください。


Q.銀塩化銀インクを塗布する前にベースとなる素材の表面の前処理はしなくてよいのでしょうか?

A.特別な前処理は必要ありませんが、明らかな汚れや付着物は剥離の原因となりますので、確実に洗浄してください。きれいに見える場合でも、酸化物が付着していることがありますので、アルコールなどで軽く洗浄し、乾燥させてから使用してください。


Q.白金または金電極との密着性について、塗布した銀塩化銀インクが測定中に剥がれることはないのでしょうか?

A.インクを十分に乾燥させてご使用頂ければ、測定中に簡単に剥がれることはありません。当社での評価実験では、60時間 3M NaCl溶液中に浸して測定しましたが、測定中電位は安定しており、剥離もしませんでした。また、金や白金との密着性が良く、軽くこすった程度では剥がれません。


Q.フォトレジストを使ったパターニングを考えているのですが、フォトレジストを溶かすことはないのでしょうか?

A.インクの中には有機溶媒(うすめ液)が入っています。通常、参照電極として使用する場合は塗布してから十分に乾燥させ、有機溶媒を完全に飛ばしてから使用します。


Q.銀塩化銀インクを塗布して乾燥させた後、アセトンやエタノールなどに溶けることはあるのでしょうか?

A.アセトンやエタノールなどの有機溶媒に溶けます。


Q.銀塩化銀インクを塗布して乾燥させた後、酸やアルカリに浸すとどれほどのダメージがあるのでしょうか?

A.当社の銀塩化銀インクは参照電極用に販売しております。安定した電位を得るためには、塩化物イオンを含む中性の支持電解質中でのご使用を推奨しております。直接酸やアルカリに浸すと電位が多少不安定になると思われ、ダメージは酸性やアルカリ性の強度に比例します。酸・アルカリ溶液の測定で安定した電位を得るためには、サンプルホルダーのご使用をお勧めします。


Q.インクを塗布する際、ある部分はインクが塗られているが、ある部分は塗られていないなどのムラがあっても機能するのでしょうか?また塗布したインクの厚みが一定でなくても機能するのでしょうか?

A.インクを塗布する際、塗られていない場所がありますと下地の金属が反応して電位の安定性に多少は影響があると思われます。基本的にはサンプルが触れる部分は全て塗布して頂きたいと思います。また、塗布したインクの厚さが一定でなくても、電極表面に全部インクが塗ってあり、かつ、溶液中に十分な塩化物イオン濃度があれば電位は安定します。  

EQCM電極に関する質問

Q.EQCM用の水晶振動子を超音波洗浄にかけた時に、電極が剥がれるといった問題は起きないでしょうか?

A.超音波洗浄を行うとすぐに剥離することはないと思いますが、長時間(5分以上)強い超音波洗浄はおやめ下さい。また、布等によるふき取りはキズとなりますのでご注意下さい。


Q.EQCM電極表面を研磨する方法はありますか?

A.物理的な洗浄は難しいと思います。アルミナで洗うと、水晶と金電極の間に詰まってしまう可能性があります。

その他電極関連

Q.金電極の表面にタンパク質が付いてしまいました。除去する方法はありますか?

A.タンパク質などを金に修飾してしまうと、完全に電極表面をきれいにするのは難しいと思いますので、時間がかかりますが粗削りが必要かと思います。金電極の粗削りの方法ですが、800から1000番程度の耐水ペーパー上で、水を滴下しながら円を描く様に軽く力を加えて数分研磨します。ここで、大きなキズを付けてしまうと、鏡面仕上げの際時間がかかりますのでご注意ください。次に電極先端部を洗浄し、ダイヤモンド研磨に移ります。以下は電極ハンドブック、p-49の中間研磨、仕上げ研磨の順に従ってください。

なお、強酸・強塩基による洗浄はお止めください。PEEK樹脂が変性し、電極が使用できなくなります。


Q.金属部分をこちらから供給して電極を作ってもらえますか?

A.特注で承ります。ただし、危険性を伴う金属(放射性物質など)は、お引き受けできません。標準以外の電極(サイズ、形状)も特注で承ります。お問い合わせください。


Q.どのくらいの温度まで使用できますか?

A.当社の電極は室温での使用を前提として作製しておりますので、高温/低温の状況での動作保証は致しかねます。


Q.洗浄のために有機溶媒中に入れ超音波洗浄したところ、先端にひびが入った。交換してください。

A.製品に添付の取り扱い説明に記載されていますように、このような洗浄は当社の保証外となります。交換は致しかねます。


Q. PK-3セル研磨キットの取扱説明書にある「鏡面」の基準を教えて下さい。また、研磨を続けるとダイヤモンド研磨用パットが黒ずんできます、パッド交換のタイミングを教えて下さい。

A.「鏡面」と言うのは目視で、表面が均一であることで、つまり線状などの痕跡が見えない状態を言います。目視確認後フェリシアン或いはフェロセンなどの標準物質を使って、きれいな可逆波形のCVが得られば、電極の表面は良いと判断します。ダイヤモンド研磨用パットについて、黒ずみを水で洗って落ちれば、まだ使えます。パッド交換のタイミングは、長期間使用後、また、パッド上の汚れが水洗でも落ちない、あるいはパッド表面が大きく変化する等で判断して下さい。


Q.くし形電極の研磨はできますでしょうか?

A.物理的な研磨は行えません。くし形電極は非常に繊細なので、くし部には触れない様にしてください。 洗浄方法については、全てのくし形電極で以下の方法をお勧めします。 エタノールですすぐか、または5分程度浸す。 エタノール使用後は純水で十分にすすぐ。 乾燥はエアーブロー等をお使いください。 熱をかけて乾燥させる場合は、ホットプレートにて80℃×5minほど処理してください。


Q.サンプルホルダーを用いたCV測定の際、電流が流れない。

A.マイクロセル(サンプルホルダー)の下にはバイコールガラスが付いているので、その部分が十分湿潤していないか、気泡が入っていると思われます。使用前に、先端部を12時間程度使用する電解液に浸漬し、バイコールガラス部分に気泡などが入っていないかを確認してください。


Q.GCEグラッシーカーボン電極の表面に模様が入っているが、使用に問題ありませんか?

A.グラッシーカーボンの材質上、表面に模様が入るのは仕方がありません。この模様は、電極特性には一切関係がありません。


Q.光電気化学計測で、ITO電極を用いたい。仕様について教えてください。

A.石英ガラス上にITOが蒸着されており、可視領域の光は透過いたします。有機溶媒には耐性はありますが、強酸、強アルカリには弱く、よう化水素酸には簡単に溶けてしまいます。

ポータブル型pHメーター関連

Q.電源が入らないのですが。

A.電池が消耗している可能性があります。電池を交換してみてください。また、本体内部に水が入ってしまうと、基板が腐食し電源が入らなくなることがあります。この場合は電池を交換しても電源は入りませんので、新品を新たにご購入ください。


Q.電池の寿命はどのくらいですか?

A.リチウム電池CR2032を2個使用します。連続使用にて約150時間ご使用頂けます(ただし、ご購入時内蔵されている電池は、150時間以下の場合があります)。オートパワーオフ機能(電源ON後、約1時間で電源が切れます)がついておりますので、電源を消し忘れても電池が完全に消耗してしまうことはありません。


Q.校正しようとするとEr表示になる。

A.センサー部分に汚れが付着している、比較電極が乾燥してしまっている、センサー部分に傷がついている、などが原因として考えられます。

センサー部の汚れについては綿棒や歯ブラシのような柔らかいブラシに中性洗剤をつけて丁寧に軽く磨いてください。比較電極が乾燥すると中の気泡が大きくなり、黄色く変色したりします。このような場合は比較電極を交換してください。センサー部分に傷がついた場合は修復不可能ですので新品を新たにご購入ください。


Q.校正はどのくらいの期間で行えばよいでしょうか?

A.基本的に決まっていませんが、長期期間放置した後、測定でズレていると感じた時、また、正確な測定をしたい時、その直前に行うと良いかと思います。


Q.比較電極の交換時期の見分け方を教えてください。

A.目視で確認する方法として、比較電極を本体にセットし先端を下向きにした状態で、気泡が見えるようになったらそろそろ交換のサインです。比較電極の寿命としては半年を目途とされております。未使用の場合でも1年くらいで消耗してしまう場合もあります。半年以内でも測定誤差が大きくなったように感じ、メンテナンスをしても改善されない時、また時期に関わらず電極内部液が枯渇した時には交換が必要となります。

なお、比較電極を交換する際は、必ずpH計に水滴が付いていないことを確認してから作業してください。比較電極や電池を交換する際にpH計が濡れたまま作業を続けますと、お客様も気付かないうちに中の基板に水が浸入してしまう恐れがあります。


Q.比較電極一つで何回くらいの測定が可能でしょうか?

A.比較電極の測定回数は、測定液や使用方法、測定環境等により大きく変わってしまうため、決まった使用回数というものは決められていませんが、時間にしますと、水や溶液に浸けている時間が150〜200時間で寿命となります。


Q.pH計の先端に滴下して測定する際、どれくらいの量が必要でしょうか?

A.比較電極先端の液絡芯(直径1mm程度の白い部分)とpHセンサー部(2×3mmくらいのキラキラしている部分)が測定液でつながる程度の量が必要です。だいたい校正液2滴分、30μlほどでその状態になります。


Q.表示が0.0のまま動かないのですが。

A.未校正の状態である可能性があります。一度校正をすることで改善いたします。


Q.水道水、雨水、純水などを測定した際、pH値が計る度に変化したり常に変動するのですが。

A.当pHメーターは 液体の中のイオンを感知してpHを測定いたします。そのため水道水、雨水、純水などのpH値の測定では

 ・イオンが少ないため、pH計先端部の付着物の影響を受けやすい
 ・空気中の二酸化炭素が少しずつ溶けていくることで酸性に傾いていく
 ・水自身、緩衝作用がないため温度などの外部環境の影響を受けやすい

といった注意点があります。これらの対策としては次のようになります。

 ・校正後、校正液を水道水でよく洗い流した直後に計測
 ・測定液を何度も測る
 ・溶液を攪拌後に測定する(攪拌中、測定液が流動している状態での計測では正しく測定できないことがあります。)


Q.液晶表示が0.1や、0.2から下がらず、0.0に戻らないのですが。

A.センサー部分の汚れの影響の可能性がありますので、センサー部の洗浄を行ってください。綿棒や歯ブラシのような柔らかいブラシに中性洗剤をつけて洗浄してください。


Q.測定をしていない待機時や電源を入れた時に数値が0.0に戻らず14.0になったり不安定に変動したりする。

A.先端に測定液が何もついていない状態の時、通常は0.0になりますが、基本的に不定の状態のため上記症状が出ることがあります。測定自体に影響を与えることはありません。そのまま校正を行っていただくか、念の為先端部を洗浄し、先端に残った液をしっかりふき取ってください。


Q.pHセンサー部の不具合を発生させる外部要因は何でしょうか?

A.pHセンサー部のISFETはプラズマや放射線、強い光や極度の乾燥などの影響で 特性が変わるため、正しい測定ができなくなることがあります。特に極度の乾燥状態ですと静電気の放電が発生することがあり、それによりISFETの故障を引き起こすこともありますので、十分お気をつけください。


Q.水道水が6.9でないのですが。

A.水道水はその地域、水源の水質、季節、気温、温度、などによって一般的にpH値は5.8〜8.6と幅広くなっております。必ず6.9になるものではございません。


Q.水槽の中に入れて計っているが安定しません。

A.容量が大きなものを計測する場合は、少量を別の器に移して計測するか、pH計を平行に置いて、サンプルを滴下する方法の方が安定した数値が得られます。


Q.滴下して測定しているが、数値が時間と共に変化している。

A.pHは液体の温度によっても変動します。また、液体が外気の二酸化炭素を取り込んで徐々に変化していきますので、長時間一定ではない場合がございます。サンプルを滴下してから数値が落ち着くまでに、5〜10秒ほどかかります。一旦安定してから再度動き始める場合もありますので、目安としては10秒前後で一旦止まった数値と捕らえていただくのがよろしいかと思います。


Q.CALの応答に時間が掛かる。故障ですか?

A.応答するのに時間がかかる場合はセンサー部分が汚れている可能性があります。綿棒、あるいは毛先の細く柔らかい歯ブラシに薄めた中性洗剤を染み込ませ、センサー部分を丁寧に軽く磨いてください。その後、きれいな水で洗剤をよく洗い流してください。


Q.生活防水となっているので水中に落としても大丈夫ですか?

A.誤ってpH計を水没させてしまった場合は直ちに拾い上げてください。生活防水とは日常生活での汗や洗顔のときの水滴、雨などに耐えられるものですが、水仕事、水上スポーツ、素潜り、潜水には使用しないで下さい、となっておりますので、水中に落としてしまうと故障いたします。十分にご注意ください。

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